クリーニングのことシリーズ　ドライクリーニングとは

クリーニング屋さんとして、少し知っていただきたいことを

軽く書いていきたいと思います。

あまり深く難しくはなく、ちょっとした知識だけお伝えできればな〜と思います。

今回は『ドライクリーニングとは』の種類について書きたいと思います。

　大きく分けて２つ

前回にも書きましたが、大きく分けて２種類。

大雑把な考え方ですが、

家庭でも洗濯できる方法が水洗い。

一般的な衣類で家庭では洗濯できないものをクリーニングする方法をドライクリーニング。

と思ってください。

ところでドライクリーニングは、何を使って洗っているかご存知ですか？

そう有機溶剤！

　有機溶剤について

主に２種類。

石油系（灯油に近いものでクリーニング用）のものとパーク系のものです。

日本では安全性から石油系が多く使用されているが、世界規模ではパークを多く使用されています。

現在ではソルカン・シリコン・フルーツドライなどの安全などに配慮されたものも出回っています。

　ドライクリーニングの特徴

水洗いは汗や、食べこぼしなどの汚れは落としやすい反面、油の含んだ人間の皮脂汚れや、食べこぼしに含まれる油分は除去できない。

ドライクリーニングでは、正反対のことが起こります。

油の含んだ人間の皮脂汚れや、食べこぼしに含まれる油分は取れやすいが、汗や、食べこぼしなどの汚れは落としにくい。

洗浄力でいうと水洗いの方がドライクリーニングよりもはるかに高い部分があるがその分、衣類へのダメージが大きい。

ドライクリーニングの方がダメージを受けにくいし、色落ち・風合い変化・縮みなどの問題が起こりにくいのが特徴です。

素材は機能性を重視するものが佐伯っは多くなっていますが、

素材や生地的に見ても風合いや光沢や手触りの良いものほどデリケートなものが多く

水洗いでは取り扱いできずドライクリーニング対応のものが多くなります。

　ご家庭でのお洗濯

ご家庭用でデリケート素材向けの洗剤や洗濯機のコースが設定されています。

しかし実際は、これらの対象商品はご家庭のお洗濯対象商品をより安全に洗浄するためのものであり、

ドライクリーニングが必要なデリケート素材を洗えるものではありません。

洗剤や洗濯機の説明書をよくよく確認してお取り扱いください。

　無理せず、ご相談を

ご家庭のお洗濯は、自己責任で取り扱うしかないですが、

日々、クリーニング店ではこのような取り扱いのミスによりお客様が困ってご相談にいらっしゃいます。

大切思い出の詰まったお洋服を永く着用いただくために無理なお洗濯は避けて、クリーニング店をうまくご利用ください。

クリーニング屋さんはお洗濯のプロです。

　クリーニング店のお勧め

　業務用販売品

　ホシクリーニング

富里市・成田市でシミ抜きで有名なクリーニング店と言ったらホシクリーニング！